岩手からブラックホールへ、銀河鉄道の旅

水沢天文台所長本間希樹氏による

㈱阿部製作所創立48周年記念講演

御来賓 宮澤和樹氏(賢治さんの弟、宮澤清六様お孫様)

7月10日 水沢天文台(国立天文台水沢VLBI観測所)所長の
本間希樹氏による講演を「岩手からブラックホールへ、銀河鉄道の旅」と題して阿部製作所内でして頂きました。

 

本間先生は2019年4月に世界初のブラックホール撮影に成功した日本のプロジェクトリーダーです。

  

水沢天文台は宮澤賢治さん自身が何度も足を運び作品にもその名前が登場します。

120年の歴史があり、所長である本間先生の分け隔てない爽やかで優しいお人柄と

プロジェクトチームの世界第一級のご功績によりますます市民から深く愛される存在です。

(水沢天文台の研究員、スタッフの皆さんも同様にホスピタリティが高いです。)

本間先生の今回の講演は宮澤賢治さんの軌跡をからめて

ブラックホールの写真撮影成功までの宇宙の観測の経緯をわかりやすく教えて頂きました。

また、講演前には本間先生と宮澤和樹様との賢治さんについての対談が待合室であり、まさに賢治ワールドと現在の最先端の宇宙研究が合致して宇宙が膨張した瞬間でした。

「宇宙内の物質も生物もすべて同じ星のかけらでできている。」
(本間希樹著「ブラックホールってすごいやつ」扶桑社、より意訳)

社員一同本間先生のわかりやすくやさしい語り口の講演に感動しました。

 

講演後はサインを求める人が続出。

本間先生は長時間にわたって全員に笑顔で丁寧に応えてくださいました。

気さくなご対応に社員一同感激しました。

※写真撮影時のみマスクを外しました。